庵治ストーンフェア2025

こんにちは。神奈川県西部、小田原市を中心に石材業をしています石政石材、露木です。

香川県高松市にて6月6日と7日の二日間にわたって開催された【庵治ストーンフェア2025】の視察とお客様へ納めますお墓の検品に庵治産地へ行ってまいりましたのでご紹介します。

まずは庵治町にて親方のお墓参りを済ませ修行先の岡谷石材へ移動し、庵治石細目のお墓の検品。

2月にお客様直々に庵治産地まで来ていただき選んでいただいた原石から三ヶ月かけて製作。

庵治石独特の二重のかすり模様の「斑」が浮き、上品なお墓に仕上がりひと安心。

文字彫刻も現場のある都内の寺院墓地まで岡谷社長に来て確認していただいたおかげで施主様のイメージどおりに彫刻できました。週明けの出荷スケジュールを確認してから、この日は初めて庵治産地に来た石屋さんを連れて産地内を案内。

こちらは日本石材センター様の展示場。

たたき仕上げ犬島石の古代型五輪塔! すてきです。

ショールーム内は、墓石の展示だけでなく大型モニターが備わっており、国産の石の採掘や加工がより判りやすい展示に工夫されています。お客様を連れて訪問できる展示場になっているため西日本の石材店の方々が羨ましい限りです。

翌日、庵治ストーンフェア2025が開催されてますサンメッセ香川へ移動。

岡谷グラニットのブース

庵治ストーンフェアは庵治石産地の採掘・加工業者及び機械メーカーが一同に会する業界の一大イベントで、日本全国から石材関連業者が集まります。

会場は多くの来場者でにぎわっていました。

大丁場にて採掘される最高品質の庵治石。斑も浮いてまだら模様が美しいです。

自然のかたちを最大限にいかした庵治石自然石墓。

こちらは庵治石の細目と中目の模様が複雑に混じった模様のデザイン墓石。

ひとつの石でくっきりと模様の分かれた石は何度も見たことはありますが、このように二つの異なる模様が入り混じった庵治石は初めて拝見しました。

どちらも魅力的な唯一無二の墓石になります。

庵治石の良さは「石が半分、人が半分」と表現されており、どちらか片方が欠けてもこのよな製品はつくれません。

産地の職人さんの卓越した技術や知識を毎回勉強させてもらっています。

このようにストーンフェアを訪れることで、庵治産地はもちろん全国の石材関連業者さんとも繋がることができ、新しい技術や情報交換をしたりと毎回良い刺激を受けております。このような経験を日々の仕事に活かし、明日からのお墓づくりに役立てたいと思います。

ありがとうございます

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